国宝善福院でモンゴル音楽のコンサート

国宝善福院でモンゴル音楽のコンサート
モンゴルの民族楽器を演奏する皆さん

 モンゴルの民族楽器を使ったコンサート「秋ろまんモンゴルのしらべ」が11日、海南市下津町梅田の国宝善福院釈迦堂で開かれ、約350人が訪れた。

 地域活性に取り組む「下津DHCクラブ」(梶本博司代表)が主催。モンゴル人のマハバル・サウガゲレルさん(34)ら6人が華やかな民族衣装に身を包んで登場し、馬頭琴、リンベ(横笛)、ヨーチン(洋琴)などの民族楽器を演奏した。

 また、体の各器官を使って独特の音色を出す発声法「ホーミー」の他、サウガゲレルさんがリンベを使って「馬の鳴き声」を表現するなど高等なテクニックも紹介され、来場者をうっとりとさせていた。

 サウガゲレルさんは「モンゴルと同じ自然豊かな環境で演奏ができて良かった。少しでも僕たちの音楽を知ってもらえればうれしいですね」と話していた。

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