WAKAYAMA NEWS HARBOR
和歌山さんぽみちプロジェクト

いつも元気なふるさと 里帰りの皆様のためにも

newshabor110918

 以前、住友金属和歌山工場で勤務して故郷の大分県に帰られ、30年ぶりに元の職場の用向きで来和された方を、お城の見えるホテルでマッサージさせていただきました。青春の舞台である和歌山を懐かしんでおられるご様子がありありと見てとれます。

 「久しぶりの和歌山の印象はいかがですか?」とお尋ねしました。「少し元気がなくなっているように思います。もっとも私が勤務していたのは高度成長まっただ中の時代でしたから、無理もないのでしょうが。それにしても、特に南海和歌山市駅には昔のような活気を取り戻してほしい気がします」

 大分といえば別府温泉で有名です。最近のにぎわいについて尋ねてみました。 「国内の観光客には飽きられてしまって、このところは中国・台湾や韓国からのお客様が頼りなのですが、それも東日本大震災以来、客足が激減しています。早く収束してもらいたいものです」

 その後、和歌山におられた頃の思い出話に花が咲きました。その中で、「和歌山の方には口では言い尽くせないほどお世話になりました。思いやりにあふれた親切な方ばかりでした」。そうおっしゃるお客様の言葉に、和歌山人として面はゆいながらも、とてもうれしく感じました。

 8月末、南海和歌山市駅前の広場では「市駅夏まつり」が行われ、大勢の市民が集まり大変なにぎわいでした。雑賀孫市をベースに活動される地元商店街の皆さんの尽力で、活気を取り戻そうとしています。

 かつて和歌山で過ごし、たまさかに「心のふるさと」へと里帰りなさる皆様のためにも「いつも元気いっぱいの和歌山」でありたいと、心から願ったものです。
  (宮本年起/和歌山)