「歯と口腔の健康づくり条例案」内容決まる

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 県議会の 「歯科保健推進に係る条例案検討会」 (座長=尾﨑太郎議員) は26日、 第7回会議を開き、 「県民の歯と口腔の健康づくり条例案」 の内容を決めた。 12月定例会に提案し、 可決されれば来年4月に施行される。 県民が適切な時期に必要な歯と口腔の保健医療サービスを受けることができるよう、 環境を整備していくことを基本理念としている。

 同様の条例は6月21日現在、 全国18道県で導入されており、 和歌山は近畿初の導入となりそうだ。 条例案は、子どもの歯の健康づくりや、 事業所が従業員に歯磨きの励行を呼び掛けることなどを重点に置いたのが特徴。 歯と口腔の健康づくりの推進に関する情報の収集・提供▽市町村、 教育関係者、 保健医療関係者、 福祉関係者との連携体制の構築▽虐待を受けた子どもなどに対する歯科保健医療サービスの確保などの基本的施策を実施する。

 8月9日から29日にかけてパブリックコメントを行ったところ、 176通の意見が寄せられた。

 この日、 議員からは 「県費を付けて虫歯予防となるフッ化物洗口(せんこう)をするなど、 健康づくりに誘導するような施策を考えるべき」 「条例に沿って行政が動いているか監視する義務がある」 など、 条例制定後の実施体制についても積極的に意見が出た。 また県からは 「県民の歯と口腔の健康づくり推進会議」 を発足し、 関係部局と情報交換していく方針が示された。

 県議会としては7番目の政策条例の議員提案となり、 尾﨑座長は 「歯の健康は県民にとっても身近なもの。 意見もたくさんいただき意識の高さがうかがえる。 県民の期待に応えられるよう、 施行後の行政へのチェック体制も取っていきたい」 と話している。

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