りらで「CMソングの女王」がコンサート


 紀美野町真国宮のりら創造芸術高等専修学校 (山上範子校長) でこのほど、 教育講演・コンサート 「歌でつながるいのちの輪」 が開かれた。 「CMソングの女王」 と呼ばれる歌手のミネハハこと松木美音さん (56) が、 歌で命の大切さを呼び掛けた。

 松木さんは 「ポンジュース」 や 「ドモホルンリンクル」 のCMソングなど約3000曲を歌い、 年間約90本のコンサートを開いている。 また東日本大震災の被災地を毎月訪れ、歌で被災者を楽しませるなど 「心身の復興」にも取り組んでいる。

 この日は学生が体育館に設置したスタジオでライブを披露。 松木さんは 「自分を嫌いにならなくていい」 など温かい歌詞の曲を歌い上げ、 「自分がこの時代に生まれたことはすごく幸せなことで、 りらの皆さんのように自分を表現することはとても素晴らしいことだと思う」 とエールを送った。 3年生の海津由布子さん(17)は「愛にあふれた歌で感動しました」と話していた。

 また、 この日は学生が日ごろの活動成果を発表する 「りら音楽祭」 も開かれ、 学生らは生き生きとオリジナル曲を演奏した。

 今回は命の大切さを見つめ直そうと、 教育講演シリーズ (全3回) の1回目として開いた。 第2回は10月23日午後3時から同校で開く。

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