和北が開幕戦圧勝 全国高校ラグビー県大会

和歌山県高校総体兼第91回全国高校ラグビー大会県大会
田辺工のタックルを振り払う和北選手

 県高校総体兼第91回全国高校ラグビー大会県大会が23日、 和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場で開幕した。 和北と田辺工の開幕戦は、 終始試合を支配した和歌山北が107―0で圧勝、 2回戦に駒を進めた。しんぽう写真館はこちらから

 10チームが参加した開会式で、 高体連ラグビー専門部の上野幸浩部長が 「日々の成果を十二分に発揮し、 積極果敢なプレーで、 思い出に残る大会にしてほしい」 とあいさつ。 選手を代表して和工の田中諒太主将(18)が 「熱く激しいプレーで見ている人に感動を与えたい。 被災者を勇気づけられるような試合にするよう正々堂々全力でプレーする」 と宣誓した。

 開幕戦は、 和北と田辺工が対戦した。 試合開始1分、 敵陣10㍍付近でモールから右サイドに展開した和北は、 薗田がボールを運んでトライ。 その2分後にも敵陣ゴール前ラックから白樫がトライを奪い、 リードを広げた。 勢いづいた和北は次々に得点を重ね、 前半だけで9トライを奪取。 57―0で試合を折り返した。 後半に入っても攻撃の手を緩めない和北は、 FWの石橋、 﨑山の個人技で局面を打開し、 好機を演出。 持ち味の 「全員攻撃」 で8トライ50点を奪う猛攻を見せ、 田辺工を圧倒した。

 和北の滝口主将は 「自信を持って攻撃できた。 次の試合も全力で挑んで勝ちたい」 と和工戦に向けて意気込んだ。

 第2試合では那賀が新宮に0―59で完封負けした。

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