名倉さんカップルが主役 青洲まつり

青洲まつり
多くの人に見守られまちを練り歩いた

 世界で初めて全身麻酔を使った乳がん摘出手術に成功した華岡青洲の偉業を後世に伝える 「青洲まつり」 が23日、紀の川市西野山の青洲の里で開かれ、 青洲の妻・加恵の嫁入りを再現した時代行列などがあり、 多くの人でにぎわった。

 ことし青洲と加恵に扮 (ふん) したのは、 来年2月に挙式を予定しているという、 同市桃山町元の会社員、 名倉諒さん (26) と、 岩出市南大池の保育士、田口めぐみさん (27) のカップル。 時代行列で2人は、 加恵の実家である同市名手市場の旧名手宿本陣で 「貰い受けの儀」 を行った後、 両家の親族などに扮した約40人と共に、 青洲の里までまちを練り歩いた。 青洲の里では、 餅投げなどがあり盛り上がった。

 大役を果たした名倉さんは 「白無垢 (むく) の加恵にうっとりしました。 青洲のことをもっとPRして全国から観光に来てほしいですね」、 田口さんは 「青洲さんの背中は立派でした。 頑張って支えていきます」 とにっこり。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧