和北男子が4連覇 全国高校駅伝県大会

全国高校駅伝競走大会県予選
1区15選手が一斉にスタート

 男子第62回・女子第23回全国高校駅伝競走大会県予選が6日、 日高川町の長子橋・小釜本橋周辺コースで行われた。 男子(7区間42・195㌔)は和歌山北が、 エース寺内將人選手を故障で欠きながらも6区間で区間賞を獲得する圧倒的な強さを発揮、 2時間10分7秒で4連覇を決めた。 4位には桐蔭、 5位に和歌山工、 6位に海南が入った。 女子(5区間21・0975㌔)は笠田が1時間14分24秒で初優勝を飾り、 4位に和歌山北、 5位海南、 6位桐蔭が続いた。

 オープン4チームを含む15チームが参加した男子は、 1区から寺内との2枚看板と注目される和北・田林が飛び出し、 2位日高に43秒差をつけ2区野田へタスキをつないだ。 3区の谷山が日高・小山にわずか1秒差で区間賞を逸したが、 4区中嶋までに2分以上もリードする独走態勢で、 5区伊藤、 6区中井の快走を引き継いだアンカー楠岡が力強くゴールテープを切った。

 女子はオープン1チームを加えた7チームが熱戦を展開した。 トップ争いは序盤日高がリードを奪ったが、 終盤の4区で笠田が逆転、 そのまま逃げ切り、 都大路へ初の切符を手にした。

 男女優勝チームは12月25日に京都市で開かれる全国大会へ、 6位以内は11月20日に滋賀県東近江市で開かれる近畿地区大会に出場する。

 4年連続16回目の優勝を達成した和北男子の吉田克久監督は 「1区で40秒差あれば大丈夫と思っていたが、 4区までにリードが奪えた分、 後半は余裕を持った走りができた。 寺内が復帰する全国では目標としてきた10位以内を狙いたい」 と意欲を示した。

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