平池公園でイルミネーション 1月8日まで

貴志川イルミネーション
点灯式ではイルミネーションと花火が競演 (10日)

 東日本大震災や台風12号の被災地に元気を送ろうと、 紀の川市貴志川町神戸の平池緑地公園で来年1月8日まで、 LED電球約8万個を使用したイベント 「貴志川イルミネーション」 (同実行委主催) が開かれている。 10日に点灯式が行われ、 約1000発の花火が打ち上げられた。 同実行委の高田亮平会長 (74) は 「『去年よりいい』 という声ももらっています。 地域のイベントとして根付かせたいですね」 と話している。 点灯時刻は午後5~8時。

 同イベントはこれまで同町内のきしべの里公園で開いていたが、 ことしは平池公園に会場を移した。 震災などによる政府の節電要請を受け、 終了時刻を昨年より2時間短縮。 電球も白熱型から消費電力が少ないLED型に全て替えるなど、 省エネを意識した。

 会場には、 市立貴志川中学校や県立貴志川高校の生徒らがデザインしたイルミネーション作品が並ぶ。 町内の各学童保育の児童らが制作した色セロファンを使った作品なども設置されている。 2年連続制作に参加した貴志川中学校2年生の中野雅彦君(13)は「龍門山の作品を担当したので見た人が紀の川市を好きになってくれたらいいな」 とにっこり。

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