6年生9人が卒団 野上少年野球クラブ

野上少年野球クラブ
照れくさそうに輪をくぐる卒団生ら

 野上少年野球クラブ (尾初瀬壽久監督) の卒団式がこのほど、 紀美野町動木のスポーツ公園で行われ、 卒団する6年生9人が、 監督や父兄に感謝の気持ちを伝えた。

 父兄が計画した式。 同チームはことし8月に県代表として全国大会に初出場。 3回戦まで進出する快進撃を見せ、 見事16強入りするなど大活躍した。

 卒団生はマウンドに立ち、 保護者に向けた作文を発表。 初レギュラー入りした喜びや、 母親の弁当で元気にプレーができたことへの感謝の気持ちなどを伝えた。

 後輩の河本健太郎君 (11) と野口聡大君 (10) の2人は 「中学校へ行っても頑張って野球を続けてください」 と送辞。 後呂侑二朗君 (12) は 「みんなで一体となってもっと強いチームをつくってください」 と答辞を述べた。

 卒団生退場の場面では、 後輩が手をつないでつくった輪の中を、 卒団生が笑顔いっぱいに、 また照れくさそうにくぐっていった。

 尾初瀬監督 (46) は 「個々の選手が頑張ってチーム一丸となれたからこそ、 全国に行くことができた。 いい経験になったはず」 と卒団生を見送った。

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