経済5団体が新春賀礼会


経済5団体による鏡開き

 和歌山経済同友会(大桑嗣、樫畑直尚代表幹事)、県商工会連合会(森田俊行会長)、県中小企業団体中央会(山下雅生会長)、県商工会議所連合会(片山博臣会長)、県経営者協会(細江美則会長)5団体で構成する県経済団体連合会は6日、和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で「2012年新春賀礼会」を開いた。経済界をはじめ各界から約400人が出席し、代表者による鏡開きでさらなる飛躍を誓った。

 連合会を代表して細江会長は「地域経済は、活性化に向けた課題が山積しているが、このような状況下でこそ、皆の絆を深め、国、県、市と連携し、グローバル時代での競争に打ち勝ちたい。一致団結し、地域経済社会の実りある振興、発展のために尽力していくことが経済団体としての責務だ」とあいさつ。仁坂吉伸知事は台風12号水害からの復興支援に対して感謝の意を表し、「日本経済も世界経済も多くの課題を抱えているのが現状。和歌山も多くの問題を抱えており、課題先進県だ。さまざまな課題を解決するには学ぶだけでなく、想像することが必要。皆さまの力を結集し、オール世界に示せるような頑張りをしようではないか」と呼び掛けた。 乾杯の音頭を取った大橋建一市長は「厳しい時ほど、団結を深め、一生懸命前に向かって進んでいく心意気で、昇り龍でいきたい」と力を込めた。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧