県立中学校で入試スタート


背筋を伸ばして始まりを待つ児童ら

 来年度の県立中学校の入試が21日、 向陽、 桐蔭など県内5校で一斉に始まった。 合わせて1772人が受験する。

 志願者525人中449人が受験し、倍率5・61倍の狭き門となった県立向陽中学校 (和歌山市太田、 川恒弘校長) では、 学校の入り口周辺で保護者や塾関係者が児童を励ます姿も。

 入試会場の教室では、 児童は教員から注意事項を受けた後、 背筋を伸ばし、緊迫感の漂う中、 じっと始まりの合図を待っていた。

 試験は初日に全校共通問題の適性検査Ⅰ、 各学校独自の問題の検査Ⅱ、 作文を実施。 22日は面接を行う。 合格発表は28日、 本人宛てに選考結果通知書を郵送する。

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