おどるんや ことしも3日間で開催

おどるんや
YOSAKOI祭りへの思いを話す吉田さん

 和歌山市の夏恒例の一大イベント 「おどるんや~第9回紀州よさこい祭り~」 に向けた 「おどるんやフォーラム2012」 が29日、 和歌山市七番丁のモンティグレ(ダイワロイネットホテル和歌山)で開かれ、 ことしは7月29日、 8月4、 5日の3日間で 「仲間づくり」 をテーマに開催すると発表された。

 フォーラムには踊り子や関係者ら約150人が参加。 昨年、 和歌山の合同チームが初参加した 「みちのくYOSAKOI祭り」 (仙台市)の実行委事務局長の吉田正敏さんが、 東日本大震災の被災地の現状や昨年10月に行われた祭りへの思いについて映像を使いながら話した。

 吉田さんは、 地震が起こった3日後、 よさこいのメーン会場となる仙台市役所前に全国から緊急車両が停まっているのを見て 「全国の人を集めて、 よさこいを踊ることが恩返しだと思い、 開催を決めた」 と当時を振り返った。 また、 避難所での活動や、 神戸市など他府県のよさこいに参加した時の様子を話し、 「自分たちのまちを元気にしようと 『よさこい』 をしている。 故郷を思い、 活性化しようという気持ちが、 日本全国を元気にすることにつながる」 と力を込めた。

 この他、 「おどるんや・紀州おどりフォトコンテスト2011」 の表彰式も行われた。 333作品の応募の中から 「紀州よさこい大賞」 に海草郡の小島健司さん、 優秀賞に和歌山市の尾崎博美さん、 「ぶんだら賞」 に同市の貴志卓二さんら計15人が選ばれ、 それぞれに表彰状が贈られた。

 プレイベント 「春祭り」 は4月1日に開催予定。 会場は未定。

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