「経営のコツを気づく会」発足


あいさつする中野会長(中央)

 県経営者協会(細江美則会長)は今月、県内の経営者らでつくる「経営のコツを気づく会」(会員45人)を発足させた。年数回の勉強会を通し、経営者の資質の向上や、次世代の経営者の育成を目指す。

 和歌山市十番丁のワジマ十番丁ビルで設立総会が開かれ、会員ら40人が出席した。会長に中野幸生氏(海南市、中野BC㈱社長)、副会長に澤浩平氏(同市宇須、㈱クリーンサワ社長)と堀井孝一氏(同市手平、㈱大黒社長)が決まった。任期は2年。

 同協会では昭和47年に「青年経営研究会」を発足させ、平成4年に「企業経営研究会」と名称を変更し、運営してきた。今回、ベテランの経営者が培ってきた経営のノウハウや哲学を、次世代の経営者に伝承する経営塾的な会を作ろうと、同研究会を改組して新たに会を発足した。

 中野会長は「年齢やフィールドの違う人が集まった。生きた経営は第一線の人たちの意識が大切。高い目標に向かって進んでいけるよう、互いの意見をぶつけ、議論し、交流を深めていく会にしたい」と話している。

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