「県介護支援事業所協議会」が設立


あいさつする中田会長

 介護支援専門員や居宅介護支援事業所の質と地位の向上を目指そうと、 「県居宅介護支援事業所協議会」 の設立総会が14日、 和歌山市屋形町のルミエール華月殿で開かれた。 役員選出では 「ケアランド和歌山」 (同市黒田)の中田宏史さんが会長に決まった。

 同協議会は、 事業者相互・行政・地域の連携体制を確立し、 被保険者のより安心・安息な在宅生活を支援しようと準備を進めてきた。 情報交換や意見交換▽研修会などの開催▽行政への提言などを行っていく。

 設立総会には、 県内事業所の関係者ら約80人が出席。 中田会長は 「今まで事業所単位の協議会は県内ではつくられていなかった。 居宅介護支援事業所の協議会の設立は全国でも珍しい。 和歌山方式の協議会として、 みんなで一緒に頑張りたい」 とあいさつした。

 その後、 和歌山大学経済学部の金川めぐみ准教授が 「これからの介護保険と居宅介護支援事業所」 をテーマに講演し、 介護保険法改正の理念や、 これからの事業所に求められることなどを話した。

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