新JAビルが起工 来年9月完成へ

新JAビル 和歌山
新ビル建設用地で行われた起工式

 和歌山市美園町の新JAビルの起工式が14日、 ビル建設用地 (旧JAビル跡地) で行われた。 関係者ら約40人が出席し、 神事で工事の安全を祈願した。 総事業費は36億1000万円で、 平成25年9月に完成予定。

 旧JAビルは、 本館が昭和37年、 別館が同46年の建築。 平成20年12月の耐震診断で 「震度5強で倒壊の恐れがある」 と診断されたため、 新築を決めた。

 新ビルは地上12階建て (高さ53㍍)、 地下1階、 基礎免震構造を採用。 敷地面積は約2043平方㍍、 延床面積約1万6000平方㍍。 1階にイベントホールと農水産物の直売所、 2階には500人収容の多目的ホールが設置される。

 設計は㈱JA設計 (東京都、長澤和雄社長)、施工は㈱フジタ大阪支店(大阪市、鳥井秀喜取締役常務執行役員支店長)。

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