シンガーソングライター貴志さんが初アルバム

貴志知美
「歌の中に全てが詰まってます」と笑顔の貴志さん

 和歌山市のシンガーソングライター、 貴志知美さん (34) が来月18日、 自主制作で自身初のミニアルバム 「あたしの願い」 (1500円) を発売する。 キャッチフレーズは 「まっすぐで素直な知美SONGS」 で、 貴志さんは 「歌を聴いてもらえれば私のことが全て分かります」 と愛嬌 (あいきょう) たっぷりにPRしている。

 貴志さんは高校時代からバンド活動を始め、卒業後はブルースのバンドを結成してボーカルを担当、市内のライブハウスでカバーソングを中心に活動していた。平成11年に上京し、15年には「自分のブルースが歌いたい」と本格的に曲作りを手掛けるようになった。21年に地元和歌山に拠点を移し、市内を中心にライブ活動を展開している。

 アルバムにはタイトル曲「あたしの願い」の他、全6曲を収録した。同曲は約4年前に完成した曲で、中学生の頃に離婚した両親に向けて、口にしたことのなかった素直な気持ちをつづっている。

 曲ができた当時は両親の前で歌うのがつらかったというが、収録していいか尋ねると両親ともに賛成してくれたという。貴志さんはあらためて、「応援してくれているんだな。今の自分の幸せがあるのは2人のおかげ」と感じている。

 いつも朗らかで天真らんまんな貴志さんだが、収録曲のほとんどが失恋ソング。自身では平和のメッセージソングを志すが、実際にできるのは偽りのない自身の切ない恋の思い出の曲ばかりだという。

 悲しい曲がリスナーに支持されているのも事実であり、貴志さんは「CDができたのは聴きたいと言ってくれる皆さんのおかげです」と笑顔で話している。

 CDはライブ会場で販売。 問い合わせは貴志さん(メールtomomiandpeace@gmail.com)