新型「くろしお」の展示会盛況 和歌山駅
写真を撮る参加者ら
JRが3月17日から一部の「特急くろしお」用車両として導入する新型車両「287系」の展示会が25日、和歌山駅など紀勢線3駅で行われ、大勢の鉄道ファンが詰め掛けた。
287系の外観は「太平洋」をイメージしたオーシャングリーンのラインが特徴。男女別の専用トイレの設置や、広い足元スペースの確保などで、快適な車内空間を実現した。
同駅では展示会開始時刻の3時間前から行列ができ、入場証300枚は開始とともに配布終了となった。訪れた人はシートに座ったり、撮影するなどして一足早く新型車両の空間を楽しんでいた。
市立宮前小学校4年生の大場愛翔君(9)は「1号車に、普通車とグリーン車が半分ずつになってるのにびっくりした」、市立楠見小学校3年生の岡本健吾君(同)は「窓が大きくて、見た目もかっこいい。走ってるのに乗ってみたい」と話していた。
JR西日本和歌山支社は3月17日から紀勢線特急を全て「くろしお」に統一。287系は新大阪~紀伊田辺・白浜間の4往復で運転する。
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