四箇郷Sリーグ杯V シカゴカップ少年サッカー

四箇郷イレブン
金メダルを胸に四箇郷イレブン

 四箇郷少年サッカークラブ(上赤坂佳秀会長)が主催する第19回シカゴカップ大会が10、 11の両日、 和歌山市のせせらぎグラウンドを主会場に開かれた。 県内外から小学生30チームが参加。 予選リーグ1位が激突したSリーグ杯を四箇郷が制し優勝を飾った。 順位決定戦の決勝では、 ビゴーレ鶴見(大阪)を相手に、 ラストゲームとなる6年生が中心となり、 終始積極的な試合運びを展開。 前半に決めた1点を守り切り、 栄冠を手にした。しんぽう写真館はこちらから

 ◇Sリーグ杯決勝
 四箇郷1(1―0、0―0)0ビゴーレ鶴見
 大会には徳島や兵庫、 大阪など県外12、 県内18チームが集い、 2日間にわたって6ブロックでの予選リーグ(各4試合)、 順位別決勝リーグ(各3試合・順位決定戦)が行われた。

 各ブロックの1位による四箇郷Sリーグ杯の決勝は、 予選リーグで19得点1失点の四箇郷と、 16得点1失点のビゴーレ鶴見という攻守にまとまった両チームが顔を合わせた。 試合は15分ハーフで、 雨が降る中、 キックオフから四箇郷が果敢に攻め、 豊原や小笹、 塩﨑らがボールをつなぎ、 エースストライカーの竹本を軸にゴールを狙ったが、 相手守備陣の厳しいマークにあと一歩が届かなかった。

 中盤でも素早い動きでボールを奪い、 主導権をにぎった四箇郷は、 ドリブルで持ち込んだ竹本が、 冷静に相手GKをかわし、 鮮やかな先制ゴールを決めた。

 後半に入って、 わずかな隙を突かれるピンチもあったが、 四箇郷の攻撃スタイルが変わらず、 1点という僅差以上に攻めのサッカーで快勝した。

 四箇郷の津田監督は 「6年生がよく頑張ってくれた。 技術よりも気持ちで勝てた優勝だと思う」 とし、 決勝点を挙げた竹本選手は 「キーパーを避けてシュートを決めた時はやったあと思った。 みんな落ち着いて試合できたのが、 優勝につながった。 本当にうれしい」 と笑みをこぼした。 優勝イレブンは次の皆さん。

 《四箇郷》監督=津田敏秀▽主将=平野椋大▽選手=緒方諒、小笹響平、 嵜山魁、 吉國瑞基、 松井海人、 竹本仁、 豊原広大、 山田謙悟、 横田航太、 木下涼、 堀江本気、 柏田龍希、 塩﨑裕貴、 宮崎康志郎、 緒方慶、 筒井琉矢、 太田政希

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