レスリング湯元健一さん五輪出場内定
ロンドン内定を決めた健一さん㊨と進一さん(選考会の会場で)
和歌山市出身でレスリング競技者の湯元健一さん(27・総合警備保障㈱)が男子フリースタイル60㌔級のロンドンオリンピック日本代表に内定した。 湯元さんは前回の北京オリンピックに続き2大会連続の出場。 一足先に内定を決めた弟の進一さん(同・自衛隊)と兄弟そろっての出場となる。 双子の出場は日本レスリング界初。
健一さんは市立西脇中学校を卒業後、 県立和歌山工業高校、 日本体育大学に進学。 平成20年の北京オリンピック、 昨年9月の世界選手権(トルコ・イスタンブール)いずれも同階級で銅メダルを獲得した。
ロンドンオリンピック出場枠は各階級2人。 健一さんは世界選手権の結果、 7日のロンドンオリンピック代表選手最終選考会(駒沢体育館)のシード権を獲得。 1勝すれば内定の決まる同大会で前田翔吾(24・至学館大職)に敗れポイントで並んだが、 同選手とのプレーオフを制し内定を決めた。
父・鉄矢さん(47)は 「プレッシャーのある中で2大会連続出場をよく決めてくれた。 ロンドンがメダルを狙える最後のオリンピック。 表彰台を目指してほしい」 とエールを送っっている。
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