「おいしい!健康わかやま」PR 和歌山県

仁坂知事
記者会見でアクションプログラムについて説明する仁坂知事

 県は17日、 本年度に取り組む農林水産物や加工食品の行動計画 「アクションプログラム2012」 を発表した。 梅干しやミカン、 マグロなど和歌山の名産物は体に良い成分の入ったものが多いことに着目し、 「おいしい! 健康わかやま」 というキャッチフレーズを付けて取り組む。 首都圏でのイベントなどで、 県産食材の機能性などをPRする。

 同計画は、 平成19年から策定しており、 昨年5年目を迎えた。 節目を経た新しい試みとして、 初めてキャッチフレーズを付けた。

 昨年はサントリービア&スピリッツ㈱とタイアップし、 サントリー系列の関西圏にある外食チェーンで和歌山フェアを実施。 ことしは、 同系列の 「カフェ&バー プロント」 全国約170店舗で、 紀州うめどりやミカンジュースなどを提供するキャンペーンを行い、 全国展開に踏み出す。

 また、 同キャッチフレーズを発信し、 PRするイベントを9月上旬に首都圏で開催する予定。 食生活とスポーツ・健康をテーマにしたパネルディスカッションや、 県産主要食材の機能性についてのパンフレットの配布を企画している。

 仁坂吉伸知事は同日、 定例記者会見で 「おいしくて健康のよい食べ物が和歌山にもあるのを全国に発信したい。 キャッチフレーズを全面に出していきたい」 と話した。

 同行動計画は、 県のホームページにも掲載している。

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