バスで事故防止PR 和歌山県警


ラッピングをリニューアルした路線バス

 県警本部は、全国共済農業協同組合連合会(JA共済連)の支援を受け、和歌山バスからリースした路線バス1台に交通安全標語を記し、本年度から運行を開始している。運行エリアは和歌山市内全域と海南市の一部。運行期間は平成25年3月31日まで。

 交通安全に関する取り組みを行っているJA共済連の協力の下、県民の交通安全意識を高め交通事故防止を図ることを目的に平成22年度から運行を開始。1台にかかる年間のシート制作費70万円などをJAが負担し、3台のラッピングバスを運行している。

 リニューアルしたバスのデザインは県警交通企画課が考案。走行時に目立つよう濃いピンク色を基調にしている。標語は「自転車に免許はなくてもルールあり」「止まるはず行けるはずが事故のもと」と交通安全年間スローガンで受賞した作品が左右に書かれている。後方は「全席シートベルト着用」と書かれ、文字の枠に反射材を使っている。

 同課は「バスを見掛けた皆さんは、啓発内容を十分守って、事故防止に努めてほしい」と話している。

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