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27日に10周年公演　岩出舞踊つどいの会

　 「岩出舞踊つどいの会」 （石田洋子代表） の毎年恒例のチャリティー公演が27日午後０時半から、 岩出市荊本の市民総合体育館で開かれる。 ことしで10周年を迎える。 同会はこれまでに集めた募金で車いす９台を購入し、 市に寄贈。 昨年は東日本大震災の被災地に８万５９７円を寄付した。 ことしの募金は昨年９月に台風12号で被災した紀南地方に義援金として寄付する。

　出演は、 ２歳10カ月～89歳の60人。 曲目は哀愁漂う演歌からムード歌謡、 民謡など43曲。 ことしの初出演は川井彩那ちゃん （８） と小西穂乃伽 （２歳10カ月）。

　フィナーレの総踊りでは、 前回までと一風変わり、 テンポがいい 「つぼみ恋唄」 を採用。 子どもと大人が分かれて登場するなど工夫を凝らした。 また、 10周年記念として若柳流の若柳千代龍師範のご祝儀舞の他、 友情出演として太鼓集団 「銭太鼓」 の演奏もある。

　10周年を迎え石田代表 （72） は 「たくさんの人に協力をいただき10周年を迎えました。 会の仲間も日々踊りが上達しています。 この日を契機としてさらなる会の躍進を図ります」 と当日の舞台に向け意気込んでいる。 問い合わせは石田代表 （℡０７３６・６２・７３７４） へ。