踏切内の男性救出 北高サッカー部
北高を訪れた北谷さんと記念撮影も
「チームワークが良かった」。先月中旬、県立和歌山北高校(和歌山市市小路)サッカー部の生徒5人が、遮断機が降りた踏切内で立ち往生していた市内に住む北谷貞二さん(62)を救出。12日には北谷さんが「お礼を」と同校を訪れた。
北谷さんを助けたのは、3年生の鹿嶋夕斗君(17)、近藤諒紀君(同)、馬崎直士(同)、大澤舜一君(同)、百間谷修平君(同)。
先月16日午後5時ごろ、北谷さんは市内の病院へ向かう途中、5人はレンタルビデオショップへ行く途中に同市吉田にある踏切を通った。5人が踏み切りを渡り終えた頃、北谷さんはまだ線路の上を横断中だった。
馬崎君が「大丈夫かな? 行かなやばいんちゃう」とメンバーに呼び掛け、大澤君がいち早く自転車を降りて北谷さんをおんぶしようと向かった。馬崎君らは北谷さんの荷物などを分担して運び出した。
北谷さんは「間一髪のところを助けてもらいました。チームワークが良かった」と振り返った。
関連記事
同じカテゴリのニュース一覧
- 車いすでファッションショー 県内初開催(04/23/2024)
- 梅の降ひょう被害21億円超 県が特別融資(04/23/2024)
- 軽装勤務のカジュアル・ビズ 県が推進(04/23/2024)
- 記念訪問団来和 県と山東省友好提携40周年で(04/21/2024)
- 情報発信で協力 和歌山新報と大衆日報が覚書(04/21/2024)