和歌山県美術家協会が第50回記念展


見応えある作品に見入る来場者(洋画部門)

 県内最大の美術団体、県美術家協会(清水達三会長)の第50回記念展が23日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛で始まった。洋画・日本画・書・写真・工芸・彫塑・華道の全7部門の作品340点が一堂に展示されている。27日まで。

 毎回楽しみに見に来るという同市の男性(64)は「新しい方も以前からの方も、しっかりと自分の表現をしている。やっぱり見応えがあります」と見入っていた。

 また同協会は50回を記念し、470人の会員の作品と顔写真をオールカラーで掲載した『第50回記念作品名鑑』 を作成。この日は記念祝賀会も開かれた。

 清水会長(76)は「何物にも替え難い、私たちの和歌山県を、これからも慈しみ、発展させていかなければならない。その心のよりどころを担う責任を実感しております。皆さまの一層のお力添えを賜りながら、さらなる発展を目指します」と話している。

 午前10時から午後5時。入場無料。

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