わかやま新報は、和歌山市を中心とする和歌山県北部唯一の日刊新聞です。

ホタル楽しんで　かじか荘が特別プラン

　紀美野町菅沢の公共の宿・美里の湯「かじか荘」は、ホタルのシーズンに合わせ、30日までの期間限定で、お得な鑑賞プランを用意。「ことしのホタル鑑賞はかじか荘で」とＰＲしている。

　清流・貴志川のほとりにある宿の周辺は天然のホタルが鑑賞できる県内有数のスポット。幻想的な光の乱舞を楽しんでもらおうと３年目で、ことしも日帰りと平日限定宿泊の両プランを企画した。

　日帰りは会席料理Ａ（一人２５００円）、Ｂ（同４５００円）の２コース。普段は利用できない午後６～８時に食事が楽しめ、プラス５００円で入浴もできる。

　平日限定宿泊は会席かじか膳 （一人７８００円）、会席美里膳（同９８００円）、会席紀州膳（同１万１８００円）の３コース。いずれも１泊２食付きで、通常料金より安く設定されている。

　宿を運営する町ふるさと公社の塚田晃次事務長によると、ホタルは毎年５月下旬～６月上旬にかけて飛び始め、６月中旬がピーク。「子どもからお年寄りまで皆さんにゆっくり見ていただき楽しんでもらえれば」と話している。予約や詳しい問い合わせはかじか荘（℡０７３・４９８・０１０２）まで。