和商またコールド勝ち 持ち味の機動力発揮


5回、スクイズを決める栗山

 大会10日目第3試合は和商が紀北工を6回コールドの11―0で下し、3年ぶり33回目の8強を決めた。

 〔第3試合〕

TEAM 1 2 3 4 5 6
和 商 11
紀北工

(6回コールド)
 〔和〕山添、山本、名河内―岩田〔紀〕山崎、西田―廣畑▽2塁打=甲田、〆木

 盗塁7個の機動力と安定した守備を披露した和商が紀北工を圧倒した。同点で迎えた3回、甲田の2塁打で先制すると、5回には1死満塁から〆木が走者一掃の2塁打を放ちリードを広げた。6回は機動力を絡めた攻撃に2本のスクイズなどで一挙6点。投げては3投手の継投で6回を無安打の完封に抑え、準々決勝に駒を進めた。

 田中監督は「機動力を使った普段通りの野球ができた。スクイズが決まったのが大きかった」と試合を振り返った。

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