那賀、創部初の4強 サヨナラで耐久下す


9回、河﨑のサヨナラ打で生還した高島(那賀)

 第94回全国高校野球選手権和歌山大会は11日目の24日、 県営紀三井寺球場で準々決勝2試合があり、 第1試合は那賀が耐久を3―2のサヨナラで下し、 創部以来初となる4強を決めた。

 〔第1試合〕

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9
耐 久
那 賀 1X

 〔耐〕梅本―吉川克〔那〕福井―毛利▽2塁打=寺嶋(耐)小槙、山本祥(那)

 那賀は1点を追う3回、四球の走者を2塁に進め、小槙の右中間2塁打で同点に追い付くと、7回には山本祥の左越え2塁打で逆転に成功。同点で迎えた最終回は単打と四球で2死1、2塁とし、河﨑の中前適時打でサヨナラ勝ちを収めた。投げては先発福井が得点圏に走者を背負うも粘りの投球。9回158球を一人で投げ抜き、要所を抑え、チームの勝利に貢献した。

 髙津監督は「選手がよくやってくれた。河﨑が狙い球をしっかり打ってくれた。もう一度調整し、上を目指したい」と話していた。

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