桐蔭2年ぶり準決勝へ 日高との接戦制す


岡室のスクイズで生還した古田

 第94回全国高校野球選手権和歌山大会は12日目の25日、 県営紀三井寺球場で準々決勝2試合があり、 第1試合は桐蔭が日高を延長の末3―2で下し、 2年ぶり19回目の準決勝進出を果たした。

 〔第1試合〕

TEAM 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
日高
桐蔭 1X

(延長10回)
 〔日〕西山―須﨑〔桐〕貴志、和田―大江▽2塁打=古田、大江(桐)

 桐蔭は初回、死球の走者を2塁に置き、古田の左中間2塁打で先制に成功した。2回には大江の適時打で1点を加点すると、同点で迎えた延長10回は連打と暴投で1死1、3塁とし、岡室がスクイズを決めてサヨナラ勝ちを収めた。投げては1年生の貴志、エース和田が走者を出しながらも粘りの投球。10回を2失点に抑え、試合を組み立てた。

 伊藤監督は「貴志がランナーを出しながらもよく踏ん張ってくれた」と試合を振り返った。

 準決勝組み合わせ決まる 25日の第1試合終了後、準決勝(27日)の組み合わせ抽選会が行われた。第1試合は桐蔭と智弁、第2試合は那賀が25日第2試合目に行われる近大新宮対和商の勝者と対戦する。
 第1試合は午前10時、第2試合は午後0時半開始予定。

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