白浜の花火へ日帰りで JR西が臨時列車

 この夏、 白浜町で開かれる花火大会への観光客増加を図ろうと、 JR西日本和歌山支社は26日、 初の臨時列車を運行すると発表した。

  「白浜花火フェスティバル」 (30日)と 「白浜花火大会」 (8月10日)の終了後、 白浜駅―和歌山駅間に臨時特急 「くろしお白浜花火号」 (途中6駅に停車)、 白浜駅―御坊駅間に臨時普通列車 「白浜花火号」を投入する。

 また地元バス会社と連携し、 臨時列車に接続する臨時バスも運行する。 花火大会が延期になった場合、 延期日程では臨時列車、 臨時バスともに運行しない。

 JR西日本はグループ中期経営計画で西日本地域の活性化への貢献を定めており、 その一環。

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 弁当販売、 観光キャンペも 地域活性化に向けてはこの他、 9月20日から和歌山駅構内などで、 紀北地区の食材と高野山の精進料理を融合させた 「いのりとみのり弁当」を販売。 スキューバダイビングなどで串本・古座の魅力を満喫できる観光キャンペーン 「KUSHIMOTO&KOZA (BeautyResort)」も9月30日まで展開している。

 半田真一支社長は 「自然、 文化、 食がこれほどそろった県はない。 この魅力を多くの人にPRしたい」 と話している。

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