全国大会へ練習中 女声合唱団コーラスパレット


全国大会に向け、 練習にも熱がこもる

 和歌山市を拠点とする女声合唱団 「コーラスパレット」 が、 24~26日に東京で開かれる第35回 「全日本おかあさんコーラス全国大会」 (主催=全日本合唱連盟、 朝日新聞社) に向け、 熱のこもった練習を重ねている。 指導・指揮の薗村佑子さん (68) =同市有家=は 「和歌山の明るい歌声を全国の皆さまの前で会場いっぱいに響かせ、 『和歌山も頑張ってます』 というメッセージを伝えたい」 と笑顔で話している。

 同団は平成9年11月に設立。 一人ずつがそれぞれの色を出し、 大きなキャンバスにハーモニーを響かせようと 「パレット」 と名付けた。 6月の和歌山大会で県代表に選ばれ、 全国大会出場は今回で6回目になる。

  「一番大切にしているのは歌心」 という薗村さんの楽しいけれど厳しい指導に、 団員31人は真剣そのもの。 毎週金曜日の夜に集まり、 手鏡で口やのどの形を確認しながら大会で歌う 「おんがく」 と 「グリンピースのうた」 の2曲を練習している。

 大会では衣装や演出も評価されるとあり、 楽しくユーモラスで弾むように歌う 「グリンピース」 では、 グリーンピースに見立てた緑のボールをステージに置くアイデアも検討中だ。

 団長の直川悦子さん (65) =同市湊紺屋町=は 「みんなの心を一つにして、 全国大会を楽しみたい」 と笑顔で話している。

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