海南下津高「海娘」 ぶんだら節へ猛練習
「うみむすめー」 と声を張り上げる生徒たち
和歌山市の中心市街地を踊り子たちが練り歩く第44回紀州踊り 「ぶんだら節」 (4日) へ向け、 海南市立海南下津高校 (柳和希校長) の生徒と教職員でつくる 「海娘」 が夏休み返上で練習に励んでいる。 学校を挙げた 「オンリーワン」 の取り組みで、 4年連続4回目。 迫る本番へ 「心を一つに純粋で素直な私たちのいいところを見てもらいたい」 と張り切っている。
平成19年に海南市立と下津女子の2校が統合、 全員が海南下津になって入学した生徒となった21年から、 学校のPRと生徒の愛校心や団結力を高めるため出演している。 ことしは1~3年30人と教職員ら20人の合わせて50人が参加。 7月上旬に練習をスタートさせ、 24日に夏休みに入ってからはほぼ毎日、 炎天下のグラウンドで汗を流している。
自分たちの学校が目指す 「Not No.1, But the Only One」が合い言葉。「うみむすめー」と声を張り上げ、明るい笑顔で海南の元気な女の子をアピールする。
3年生の前田弥緒さんは「学年に関係なく何でも話せてアドバイスし合ったり、みんな仲良しなところが自慢です」と爽やかな笑顔。3回目の出演へ「汗や日焼けなんて気にならないくらい必死。悔いのないようにやり遂げたい」と燃えている。
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