さとうたけしさんのギャラリーオープン
ローラーで描いた作品が並ぶ
宮城県在住で和歌山市内にも創作の拠点を置くペイントアーティスト、さとうたけしさん(35)のギャラリー「WWW(ワールドワイドウェブ)ギャラリー・ジャパン」が17日、和歌山市元寺町にオープンした。
同ギャラリーには、黒を背景に赤や紫の色彩豊かな花々を描いた「Anju」、英国のロックバンド「ビートルズ」のメンバーなど、さとうさんの描いた原画をデジタルの印刷技法を使ったターポリンアートとして展示・販売している。
さとうさんは、テントに用いられるターポリンの生地にローラーを使って絵を描いており、音楽に合わせて短時間で絵を完成させるライブペイントショーは、国内外で注目を浴びている。
紀の川市の小西康文さん(29)は「ローラーで描いているとは思えない。細かな部分がすごい」と驚いていた。さとうさんは「みんなの力添えでギャラリーを開くという夢がかなった。一人でも多くの人に作品に触れてもらえるようにいい作品を作っていきたい」と話している。
9月上旬には、作品のネット販売も予定している。開館時間は午後1時から4時(日祝休み)。予約制。問い合わせ、予約などは同ギャラリー(℡073・494・6209)。
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