城北が優勝 本紙20周年記念小学生バレー


城北・小林選手のスパイクが福島男子のブロックを破る

本紙創刊20周年記念・和歌山市小学生バレーボール連盟会長杯大会(津守貞行会長)が17日、 土入の市民体育館で開かれ、 上位グループ決勝では城北が、 2連覇を目指した福島男子を破り、 優勝を飾った。 城北は堅守と多彩な攻撃で、 福島男子を圧倒、 セットカウント2―0で快勝した。 下位グループ決勝は、 1点を争う接戦となったが粘る和歌浦を振り切り、 福島女子が制した。しんぽう写真館はこちらから

◇上位決勝
城北2(21―4、21―11)0福島男子
大会は男女混合で、 14チームが参加。 4ゾーンに分かれての予選リーグの後、 上位グループ8チーム、 下位グループ6チームによるトーナメント戦が行われた。

上位グループ決勝は、 予選から1セットも失わず、 ストレートで勝ち上がってきた城北と、 準決勝で和佐をフルセットの末、 下した福島男子が対戦した。 城北は開始早々、 今西のサービスエースや百合(穂)のスパイクなどで6点を連取した。 リズムをつかんだ城北は、 木村のトスもさえ、 エース小林の力強いスパイクが福島男子のブロックを突き破り、 中盤でも15―2と大きくリードを奪った。 相手の反撃を堅実な守りで防ぎ、 攻守の歯車がかみ合った勢いは止まらず21―4で第1セットを先取した。

第2セットで挽回したい福島男子だが、 序盤でミスが相次ぎ、 主導権を握った城北は小林、 百合(穂)の左右からのスパイクだけでなく、 レシーバーの堤谷がセッターを務め木村がセンターから打つなど幅広い攻撃を披露。 西川のスパイクや廣間のサービスエースで追い上げを図る福島男子を突き放し、 21―11で2セットを連取。 前回準決勝で涙をのんだ雪辱を果たした。

城北・木村主将は 「チームワークと守備の勝利。 次の県大会予選でも、 しっかり自分たちのバレーボールを行い代表になりたい」 とさらなる目標へ意欲を見せた。 各グループのトーナメント結果は次の通り。

《上位》1回戦=浜宮男子2(21―9、21―9)0浜宮女子▽城北2(21―14、21―10)0貴志南▽福島男子2(21―15、21―14)0直川▽和佐2(21―14、21―23、15―6)1安原◇準決勝=城北2(21―13、21―14)0浜宮男子▽福島男子2(21―15、18―21、15―9)1和佐

《下位》1回戦=和歌浦2(21―13、21―11)0紀伊▽福島女子2(21―19、21―5)0楠見◇準決勝=和歌浦2(21―13、21―17)0宮▽福島女子2(21―16、21―12)0新南◇決勝=福島女子2(21―19、21―15)0和歌浦

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