「秘密保全法」考える 25日に市民集会
さまざまな角度から秘密保全法について議論される
政府が近々国会に法案を提出するとされる 「秘密保全法」 の危険性と問題点を考える市民集会が25日午後6時半から、 和歌山市民会館で開かれる。 和歌山弁護士会 (阪本康文会長)が主催。 当日は弁護士らによる劇の他、同法案の現状を紹介する基調報告、 新聞社支局長や元警察官らによるパネルディスカッションもある。入場無料。
劇は、 首相、 新聞記者、 警察などに扮 (ふん) した8人の弁護士が演じる 「秘密保全法が通ったある日…」。 同法制定後、 米軍新型輸送機オスプレイが墜落した場合や、 原発の下に活断層が発見された場合に、 それらが 「特別秘密」 とされ情報が隠蔽 (いんぺい) される恐れがあることや、 情報をつかんだ記者が逮捕される可能性があることなどを紹介する。
同会は 「国家公務員法の守秘義務など秘密を守る規定があるのに、 なぜこんな法律が必要なのか」とし 「私たちの問題です。 共に考えましょう」 と呼び掛けている。
同会は7月、 同法制定に反対する会長声明を発表している。
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