紅白でめでたい? 珍しいイセエビ展示
腹部などが白い珍しいイセエビが古座川沖で捕獲され、 すさみ海立エビとカニの水族館(すさみ町江住)で展示されている。
このイセエビは4日朝、 古座川町の漁業、 橋野澄二さん(62)のエビ網にかかった。 体長約23㌢、 体重340㌘の雄で、 通常は赤い腹部が真っ白、 甲羅の一部も白く、 まだら模様になっている。
同館では以前、 赤い色素を含まない餌を与えることで人工的に白いイセエビをつくったことがあるが、 今回のイセエビの白色は質感が異なっており、 原因は分かっていない。
同館は 「大切に飼育展示し、 体色の変化などを観察するとともに、 次に脱皮したらどうなるのか楽しみにしている」 と話している。
問い合わせは同館(℡0739・58・8007)へ。
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