諸井橋を架け替え 平成33年完成目指す
橋脚工事が進む諸井橋上流側
県は、 紀の川市貴志川町の諸井橋の架け替え工事を行っている。 老朽化が進み、 幅員が狭くて交通が不便だった。 新しい橋は現在の橋の上流側に設置予定。 片側1車線の2車線で、 現在の橋では片側にしかない歩道を両側に設置し、 歩行者の安全も確保する。 平成33年の完成を目指している。
那賀振興局工務課によると、 事業着手は平成23年度で、 着工はことし10月ごろ。 ㈱淺川組 (和歌山市小松原通、栗生泰廣代表) と㈱原組 (紀の川市江川中、中林勝美代表) の2社と契約し、 現在は橋脚部分の工事に取り掛かっている。 事業着手時の総事業費は約25億円。
諸井橋は昭和33年に完成し、 以後抜本的な改良はされておらず、 耐震強度も不十分なままだった。
新しい橋は全体の幅が12㍍50㌢(現在の橋は7㍍)で、1車線の幅は3㍍25㌢ (同2㍍50㌢)。縁石から路肩部分まで計1㍍あり、歩道は片側2㍍50㌢(同1㍍50㌢)ある。車道にはセンターラインを設ける。橋の名前は未定。
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