共産・原氏を擁立 参院選和歌山選挙区


原矢寸久氏

 共産党県委員会(竹内良平委員長)は17日、今夏の参院選和歌山選挙区に党県副委員長の原矢寸久氏(61)=白浜町堅田=を擁立すると発表した。

 原氏は同町出身。昭和46年に共産党に入党し、新聞記者、党中南地区専従職員などを経て現職。昨年12月の衆院選に和歌山3区から立候補し、落選。参院選には今回で4回目の立候補となる。

 候補擁立に当たり同委員会は、消費増税反対や脱原発、TPP反対、米軍普天間基地の無条件返還、憲法9条を守ることなどを掲げ、「参院選では安倍自公政権と正面から対決して頑張り抜く」と話している。

 参院和歌山選挙区はこれまで、自民党の現職、内閣官房副長官の世耕弘成氏(50)が3期連続で当選している。

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