市にPHV車贈る トヨタカローラ和歌山50周年で


寄贈されたプリウスと大橋市長㊨、 横山社長

 トヨタカローラ和歌山㈱ (本社=和歌山市和歌浦東、 横山善行社長) は創立50周年記念事業の一環として、 市に家庭用電源などから直接バッテリーに充電できるプラグインハイブリッド (PHV) 車 「プリウス」 1台を寄贈した。市のPHV車導入は初めて。

 寄贈式が4日、 市役所玄関前で行われ、 横山社長が大橋建一市長に目録を手渡した。 大橋市長は 「環境に優しいまちづくりを目指しており、 排気ガス低減のためにも市内での公務で活用させてもらう」 とお礼を述べた。

 同社は、 県内の観光事業を盛り上げようと、 平成27年の高野山開創1200年、 紀の国わかやま国体に向けてインフラ整備に取り組んでいる。 横山社長は 「環境に優しい車に快適、 安全に乗っていただきたい」 と話していた。

 市では現在ハイブリッド車10台、 天然ガス車156台、 電気自動車1台を導入している。 PHV車は約45分の充電で約20㌔走行できるという。

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