核廃絶と平和訴え 和歌山県内で国民大行進


核廃絶を訴えて行進する参加者ら

 核兵器の廃絶と平和を訴える 「原水爆禁止和歌山県国民平和大行進」 (実行委員会主催) が11日、 和歌山市役所周辺で行われた。

 昭和33年6月、 被爆地の広島から東京に向けて約100万人の市民が行進したことから始まり、 ことしで56回目。 8月上旬まで、 全国の市民が広島と長崎を目指して行進する。

 県内では8日に北山村をスタートし、 6月3日までに26市町村で行われる。

 和歌山市では、 行進の前に市役所1階ロビーで集会が開かれ、 平和の歌の演奏などが行われた。 採択されたアピールでは 「日本の草の根から世界の人々に、 核兵器禁止を求める行動を呼び掛け、 日本政府へは核兵器全面禁止のための決断と行動を迫りましょう」 などと訴えた。

 参加者はその後、 横断幕やのぼりなどを手に、 市役所前からぶらくり丁周辺などを行進した。

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