絵画グループ紫陽花展 20日まで


思い思いの色彩を重ねた作品がずらり

 「グループ紫陽花 (あじさい)」 の第28回展が20日まで、 和歌山市湊通丁南のギャラリー白石で開かれている。

 同グループは、 同市の成人学校の油絵教室で学んだ生徒たちで発足。 和歌山の美しい自然を描こうと、 月1回写生会を開き、 互いに研さんを積んでいる。

 会場には、 会員8人が描いた風景や静物などの油彩画34点が並び、 訪れた人は 「色がすてきですね」 などと感心しながら見入っている。

 会員それぞれが描きたいものを自由に出品し、 桜の季節の和歌山城や山里ののどかな風景、 愛らしい人形など、 さまざま。

 代表の中東照茂さん(62) は 「普段見ている和歌山の風景も、 描くことで再発見があります。 その時の心の様子で色みも違ってくる、 そんな絵の楽しさを見ていただければありがたいです」 と話している。

 午前10時から午後5時。 問い合わせは同ギャラリー (℡073・425・4634)。

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