「重たい~!」電車と綱引き 貴志川線祭りにぎわう


力いっぱい電車を引く子どもたち

 「第7回貴志川線祭り」 (貴志川線運営委員会主催) が26日、 和歌山市の和歌山電鐵貴志川線・伊太祈曽駅と伊太祁曽神社で行われ、 家族連れや鉄道ファンらが訪れ、 ミニいちごトレインの乗車や綱引きなどを楽しんだ。

 同駅では、 電車と子どもたちの綱引きが行われ、 約66㌧の重さのおもちゃ電車を家族の応援を受けながら 「よいしょ」 と力いっぱい引っ張った。 紀の川市貴志川町神戸の木村栄太君 (4) は 「重かった~」 と満面の笑みを見せていた。

 また、 たま駅長とのツーショット撮影会や和歌山電鐵貴志川線の歴史をたどったパネル展、 たこ焼き、 かき氷、 和菓子などの屋台の出店もあった。

 同線が収支均衡による自立を図るには、 年間250万人の利用を必要としている。 再び廃線の危機を迎えないために、 観光客や沿線住民らに利用を呼び掛けている。

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