男子SAKURA、女子八幡台、決勝へ 県夏季ミニバスケ


ドリブルがさえる海南OU㊧と高さを生かしゴールを決める雑賀名草

 第14回県夏季ミニバスケットボール大会・GES杯が6、7の両日、和歌山ビッグホエールで開かれ、男子の部はSAKURAとKIBI、女子の部では八幡台とKIBIが決勝進出を決めた。男子19、女子16チームがトーナメントで熱戦を展開。男子では合同チームで参加した雑賀名草が、準決勝で惜敗。前回の覇者・SHIKAKITAとの3位決定戦に臨む。女子は連覇を目指す海南OUが、2回戦でKIBIに敗れ、4強には名草と御坊が入った。決勝、3位決定戦はいずれも14日、有田郡民体育館で行われる。

 次代の担い手となる小学生たちの元気なプレーが、毎回感動シーンを呼ぶミニバスケットボール大会。今回注目を浴びたのは、選手不足のため、合同となった男子の雑賀名草で、初公式戦の初戦の相手は、同じ和歌山市内の八台となった。強豪チーム同士の対戦は、序盤から雑賀名草が、今西主将や長身の平井を軸に果敢に攻め、リードを広げた。八台も最終の第4クオーターで反撃、追い上げを見せたが、雑賀名草が31点差で圧勝した。決勝には準決勝で雑賀名草を破ったKIBIと、岩出市に練習拠点置く創部3年目のSAKURAが顔を合わせる。

 女子では、前回優勝の海南OUが、2回戦で田辺を38点差で下し、幸先の良いスタートを切った。昨年の冬季大会決勝の再戦となったKIBIとの準々決勝では、序盤から相手に主導権を握られ、惜しくも雪辱はならなかった。

 セインツとの初戦をわずか2点差で競り勝った八幡台は、準々決勝のIWADE戦、準決勝の御坊戦に快勝。2大会連続優勝を狙うKIBIとの決勝に挑む。男女試合結果は次の通り。

 【男子】1回戦=SAKURA58―36御坊▽広川43―20貴志川▽雑賀名草63―32八台◇2回戦=SAKURA61―29かつらぎ▽DANDE・LIONS37―22新宮▽IWADE61―33橋本▽SHIKAKITA41―22黒江▽広川82―10本町▽KIBI72―28海南OU▽田辺36―34湊CROSS OVER▽雑賀名草76―29日高◇準々決勝=SAKURA48―34DANDE・LIONS▽SHIKAKITA46―39IWADE▽KIBI57―9広川▽雑賀名草37―18田辺◇準決勝=SAKURA53―22SHIKAKITA▽KIBI49―42雑賀名草

 【女子】2回戦=名草63―17本町▽SHIKAKITA48―29広川▽KIBI48―16貴志川▽海南OU56―18田辺▽IWADE46―40日高▽八幡台30―28セインツ▽雑賀45―30湊CROSS OVER▽御坊41―31高松◇準々決勝=名草76―14SHIKAKITA▽KIBI56―29海南OU▽八幡台48―27IWADE▽御坊64―31雑賀◇準決勝=KIBI36―29名草▽八幡台40―29御坊