新たな箕島の歴史を 甲子園に向け壮行式


甲子園に向けて抱負を述べる中西主将

 8日に開幕する第95回全国高校野球選手権記念大会に29年ぶり8回目の出場を決めた箕島高校野球部を激励する壮行式が7月31日、県庁前広場で開かれた。

 春夏4度の甲子園優勝を成し遂げた名将、故・尾藤公監督(享年68)の長男・強監督(43)が率いる箕島は、全国から注目を集めている。県民の関心も高く、壮行式には約400人が詰め掛け、声援と拍手を送った。

 仁坂吉伸知事は「古豪復活という言葉があるが、箕島のこれからの歴史は自分たちで作るという気概で、甲子園で頑張ってきてください」と激励。中西玲人主将(3年)は「和歌山の代表として一勝でも多く勝てるように精一杯頑張ります」と力強くあいさつした。

 強監督は「甲子園に向けて気持ちを高めていきたい。やるべき当たり前のプレーをして勝機を見つける野球をしたい」と話していた。

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