帰省者で活気あふれる 下駄市/きみの夏祭り


夜空を美しく彩る花火(15日、きみの夏祭り)

 海南市と紀美野町で14、15日に夏祭りが行われ、浴衣や花火といった風物詩が夏の夜を華やかに彩った。お盆休みに合わせた地元手作りの行事。多くの地域住民やふるさとに帰省した家族連れらでにぎわい活気にあふれた。

 下駄市 黒江川端通りであり、ゆかた姿コンテストに30組が出場。それぞれ涼やかな姿を披露し、最優秀賞には愛知県からの青木範光さん(36)、陽音君(3)、結音君(10カ月)家族が輝いた。ステージは民商太鼓、和太鼓、よさこい、つつてん踊りや歌手・宮本静さん、シンガー・ソングライター・藪下将人さんのライブで盛況。通りに並んだ下駄の販売や露店には人だかりができていた。

 きみの夏祭り 文化センター・木の温もり広場であり、町の人口を超える1万6000人が来場。地元の学生やサークルのステージ発表、歌手・河村一樹さん、シンガー・ソングライター・小椋誠也さんのライブで沸いた。地元特産品販売も大人気で、盆踊りではやぐらを囲んで「きみの音頭」でパワー爆発。花火大会は1500発が夜空に美しく咲き、来場者はうっとり見上げていた。

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