声をきく、結果を出す政治へ 五輪招致、国体で感動体験を

浮島 智子

 7月に行われました参議院議員選挙におきまして、公明党は、大阪、東京、埼玉、神奈川の4選挙区で完勝し、比例区の7議席を合わせて改選10を上回る11議席を獲得することができました。比例区では昨年末の衆議院議員選挙より得票を伸ばし、756万8082票を獲得。結党以来、初めて得票数は民主党に競り勝ち、第2党に躍進しました。またわが和歌山県におきましては、比例区でご支援いただきました山本香苗さんは、99万6959票を獲得しトップ当選。有権者数に対する公明得票数の割合を表す絶対得票率は和歌山県は全国第2位の結果となりました。本当にありがとうございました。この勝利は、党員やご支持下さいました皆さま、そして創価学会員の皆さまの血のにじむようなご奮闘のたまものです。あらためて感謝と御礼を申し上げます。

 参議院議員選挙の結果、自民、公明の与党は参院で過半数の議席を得て、衆参の〝ねじれ〟を解消することができました。これは、政治の安定を求める民意の表れであり、公明党が政権与党の中で果たす役割への評価と期待でもあります。国政の舵取りを託された与党・公明党の責任を深く自覚し、「決められる政治」「結果を出す政治」「小さな声をきく政治」の実現のために全力で頑張ってまいります。

 8月21日、和歌山県下の公明党の議員が田辺市の秋津野ガルテンに一堂に会し、「夏季議員研修会」を開催しました。その中で、『大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく』との立党精神こそ公明党のアイデンティティーである。この深き理念と哲学の基盤に立って幅広い国民の理解と連帯と協力のもと果敢に諸改革の実現に取り組む。といった基本精神を確認しました。

 公明党は、明年11月17日に結党50周年の佳節を迎えます。50年間、公明党は地道に市民相談に応じて、悪戦苦闘を重ねながら一つ一つの実績を積み上げてきました。

 結党当時は、「福祉なんて政策ではない」と他党から揶揄されましたが、今では、どうでしょうか。福祉を口にしない政党はないし、福祉は政策の中心テーマになっています。国民の声に愚直に応え、福祉や教育、中小企業政策などに結実させてきました。今後も一人一人の議員が力量をアップすることで、党の政策力と実現力を更に高めていきたいと思います。

 8月に行われた世界陸上で、国際オリンピック委員会(IOC)委員への2020年オリンピック・パラリンピック競技大会の招致活動を行うため、ロシア・モスクワのルジニキスタジアムをメイン会場で開催された第14回世界陸上競技選手権大会に行ってきました。会場で競技も見させていただきましたが、一流の選手たちが躍動する姿、応援する大歓声は、テレビでなく実際に目で見なければわからない凄まじい迫力に感動しました。

 この夏休みも冷房の効いた部屋でゲームなどして遊んでいる子どもたちを目にします。しかし、多くの子どもたちに心で感動することを伝えていきたいと思います。オリンピック・パラリンピックの結果は今週末7日に決まります。私も現場に行き、東京招致実現のため、全力を尽くしてまいります。

 和歌山県においても、このほど県民が待ち望んでいた「秋葉山公園県民水泳場」がリニューアルされるなど昭和46年の黒潮国体から44年ぶりとなる平成27年「紀の国わかやま国体」「紀の国わかやま大会」へ向けての気運が高まってきています。スポーツは人々を感動させます。和歌山での「紀の国わかやま国体・紀の国わかやま大会」で、この感動を一緒に体験しましょう。

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