学童野球秋季大会が開幕 和歌山市

感謝の気持ちを大切に選手宣誓する高松・玉置主将
感謝の気持ちを大切に選手宣誓する高松・玉置主将

 第43回和歌山市軟式野球連盟学童部秋季大会・第24回和歌山セキスイハイム杯争奪大会が13日から開幕した。今回の参加は、37クラブからA、B、C級合わせて68チーム選手920人で、春季大会より120人増え、他のスポーツに負けない野球王国の人気の高さを示した。せせらぎ運動広場で行われた開会式には、大橋建一市長らが激励に駆け付け、選手を代表して高松少年野球クラブの玉置隆一朗主将が、支えてくれた多くの人たちへの感謝とチームメートとともに諦めない全力プレーを誓い、3週間にわたる熱戦の火ぶたが切られた。しんぽう写真館はこちらから

 開会式は市内各小学校の校長(教頭)が見守る中、前回A級優勝の八幡台を先頭に、全チームの入場行進で始まり、選手たちの元気な掛け声がグラウンドに響いた。

 田上英勝学童部長の開会宣言に続き、香山正人大会会長が「大会の主役、選手の皆さんが春の大会に比べ120人も増えた。暑い夏、仲間と共に汗を流し練習した成果を、発揮しようと、ワクワクしていると思う。心に残る大会になることを期待する」とあいさつした。

 長年にわたり選手育成に尽力した指導者5氏に、連盟から感謝状が贈られ、選手や保護者からねぎらいと祝福の拍手が湧き起こっていた。

 選手宣誓を務めた玉置主将は「日頃、僕たちに優しく、時には厳しく指導してくれた監督、コーチ、保護者の皆さんに感謝する。練習をともに乗り越えた仲間と、野球ができる喜びをかみしめ、心を一つに最後の1球まで全力プレーを尽くす」と、チームメートとともに考えた一言一言を丁寧に述べ、激戦に臨む気持ちを引き締めた。

 13、14の両日で、A級とC級は2回戦まで行われ(B級は20日から試合開始)、決勝は11月3日にA、B級は市民球場、C級は雑賀球場でプレーボール。永年(10年)表彰を受けた指導者は次の皆さん。

 前田寛(太田)村井正治(宮セネタース)本多道一(貴志)亀俊行(西脇)前田健次(福島)

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧