元気に「わっしょい」 連休各地で秋祭り


 

 3連休は13日の日曜日を中心に、全国各地で神社や地域の秋祭りが開かれ、老若男女で大にぎわい。和歌山市内でも法被姿の子どもや、みこしを担ぐ人たちの姿があちこちで見られた。

 関戸の矢宮神社(矢田部弘洲宮司)では13日に例大祭が開かれ、みこしが境内と神社周辺を練り歩いた。

 笛や太鼓のおはやしに先導され、地域の子どもや県立星林高校の野球部員、空手道場「無名塾」の生徒らがみこしを担ぎ、元気な掛け声を響かせた。沿道に設けた休憩所では、地区の老人会の会員たちが菓子やジュースで接待していた。

 矢田部宮司(73)は「皆さんの協力でことしもけがなく、にぎやかにできたことを感謝しています」と話していた。

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 本脇の射箭頭(いやと)八幡神社周辺では13、14の両日、地域住民手作りの祭りで好評の「本脇秋まつり」(本脇地区自治会など主催)が開かれ、多くの人出でにぎわった。

 子どもたちに故郷の思い出をつくってもらいたいと開始し、ことしで9回目。

 子ども祭り(14日)では約150人による子どもみこしが地区を練り歩き、元気な「わっしょい!」の掛け声と、太鼓の音がまちなかに響き渡った。

 毎年参加しているという市立西脇小5年生の西村晃君(10)は「みんなで盛り上がって楽しかったです」と話していた。

 宵宮祭り(13日)では、食べ物やゲームの屋台が並んだ他、特設ステージでカラオケや舞踊、よさこい踊りなどが披露され盛り上がった。

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