20日まで 岡公園で「市民茶会」

高校生も和やかに楽しんだ
高校生も和やかに楽しんだ

 和歌山城市民茶会(実行委員会主催)が19日、和歌山市岡山丁の岡公園内茶室で始まり、大勢が趣のある空間でゆったりとお茶を楽しんだ。20日まで開かれる。

 和歌山城紅葉渓庭園内の紅松庵では「こども茶道体験」も同日開催(事前申込者・無料)。

 ことしで8回目。本格的なお茶を普段着で気軽に楽しんでもらおうと、同市、表千家同門会県支部、裏千家淡交会和歌山支部、市観光協会が主催する恒例の催し。昨年から同所で開かれ、2日間で約900人が訪れるなど、市民に親しまれている。

 園内の茶室、岡陽軒(こうようけん)や芦鶴庵(ろかくあん)それぞれに茶席が設けられ、各支部員がお点前を披露。参加者は運ばれた和菓子や茶を味わった。茶道に興味があるという紀美野町の下神野小学校5年生の松本明徳君(10)は「ちょっと苦かったけど、お茶を飲むと心が落ち着く」と笑顔で話していた。

 午前10時から午後3時まで。当日券(1席)は400円。

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