村松選手がMVP 和歌山県小学生秋季陸上

2種目で大会新を達成、MVPを獲得した村松選手
2種目で大会新を達成、MVPを獲得した村松選手

 和歌山陸上競技協会(大桑※育嗣会長)の第13回県小学生秋季選手権大会が20日、和歌山市毛見の紀三井寺公園陸上競技場で開かれた。あいにくの雨にもかかわらず5年男子で百㍍と走り幅跳びを、ともに大会新記録で優勝した和歌山陸上クラブの村松駿選手(有功小)がMVPに輝いた。百㍍ではロンドン五輪代表で県記録保持者の九鬼巧選手が、平成15年に達成した13秒76の大会記録を0・2秒上回る快走を見せ、走り幅跳びでは自己新も合わせて栄冠に花を添えた。女子のMVPは5、6年80㍍ハードルで大会記録を塗り替えた那智勝浦スポ少の久司侑佳選手が獲得、注目の四百㍍リレーは紀の国アスリートクラブAが男女優勝を飾った。※つちへんに育 しんぽう写真館はこちらから

大会は男女合わせて32種目が行われ、451人が参加。MVPの村松、久司両選手のほか、6年男子百㍍で紀の国ACの門口泰我選手、同千五百㍍で田辺ACの井澗翔太選手、5、6年女子八十㍍ハードルで2位と健闘した紀の国ACの田畑奈都希選手の3人も大会新記録を決めた。

陸上競技を本格的に始めてまだ1年という男子MVPの村松選手は「去年、この大会に出たのが初めての陸上競技で、百㍍で九鬼選手の記録を塗り替えられたのは本当にうれしい。記録をもっと伸ばし、来年は全国大会に出場したい」と意欲を見せた。各種目の優勝は次の通り。

【男子】《1年》百㍍=後藤柊羽(田辺AC)17秒89《2年》百㍍=松村泰知(紀の国AC)16秒81《3年》百㍍=薗秀太(和歌山陸上ク)15秒67《4年》宮本照久(紀の国AC)15秒07《5年》百㍍=村松駿13秒56大会新▽千五百㍍=小林大輝(和歌山陸上ク)5分13秒30▽走幅跳=村松駿4㍍65大会新《6年》百㍍=門口泰我12秒82大会新▽千五百㍍=井澗翔太4分51秒19大会新▽走幅跳=福山斗偉(和歌山陸上ク)4㍍67《5、6年》八十㍍H=北野陽大(紀の国AC)13秒65▽走高跳=晄眞空(田辺AC)1㍍26▽ソフトボール投=門口泰我63㍍71《4年以下》千五百㍍=井関裕真(紀の国AC)5分23秒90▽走幅跳=岩尾旭(和歌山ゴールデンキッズ)3㍍57《共通》四百㍍R=紀の国AC―A(楠本昂也、鈴川大介、北野陽大、門口泰我)53秒80

【女子】《1年》百㍍=山西真由(三石小)18秒60《2年》百㍍=林華菜(海南アスリート)16秒86《3年》家吉晟礼(GOBO)16秒33《4年》百㍍=西村優芽(和歌山陸上ク)15秒08《5年》百㍍=野間名津巳(紀の国AC)14秒38▽千五百㍍=田中芙美(同)5分30秒46▽走幅跳=恩田玲奈(いわでAC)3㍍65《6年》百㍍=辻薫乃(太地陸上ク)13秒70▽千五百㍍=鹿嶋仁渚(紀の国AC)5分12秒58▽走幅跳=辻薫乃4㍍21《5、6年》八十㍍H=久司侑佳13秒49大会新▽走高跳=濵窄咲桜(田辺AC)1㍍23▽ソフトボール投=竹田鈴(和歌山ゴールデンキッズ)50㍍38《4年以下》千五百㍍=山本実那(有田ジュニアAC)5分44秒88▽走幅跳=小西那々花(同)3㍍25《共通》四百㍍R=紀の国AC―A(田畑奈都希、岡本芽依、森下萌夏、南方美羽)57秒61

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