トライアンズ6連勝 ホームで熊本に大勝


シュートを決める中務選手(2日)

 男子プロバスケットボールリーグNBLの「和歌山トライアンズ」は2、3日、和歌山市梅原のノーリツアリーナ和歌山で「熊本ヴォルターズ」と2試合を行い、いずれも大勝した。フォワードの中務が攻守で活躍を見せ、連勝記録を6に更新。次節(9・10日、アウエー)で開幕以来無敗の「アイシンシーホース三河」と対戦する。

 【2日】 
和歌山 104(30―17、19―17、30―14、25―25)73 熊本

 川村の3点シュートで先制。中務らのシュートなどで波に乗り、終始トライアンズペースで試合を運んだ。

 パーカーが24得点12リバウンド、リカートが21得点12リバウンド。今季最多の104得点を挙げ、31点差で快勝した。現役大学生ルーキーの木下勲もデビュー。ホームアリーナでの初得点に、会場からは大きな歓声が上がった。

 【3日】 
和歌山 98(24―24、25―14、25―23、24―12)73 熊本

 序盤は互いに譲らない試合展開だったが、第2クオーターで流れをつかんだトライアンズが一気に突き放し、11点差で折り返した。

 前日に続き、相手の外国人ガードを封じる中務の激しい守備や、スペースを突いた巧みなカットインがチームを一層勢い付けた。第3クオーターはリカートがゴール下で力強さを発揮し、12得点。木下博之、パーカー、リカート、中務、川村の先発5人が2桁得点を挙げ、25点差で勝利した。

 これで6連勝。次節は現在12連勝でウエスタンカンファレンス1位のアイシンと激突する。連勝の勢いそのままに、無敗のアイシンに初黒星をつけたい。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧